気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【お弁当特集1】お弁当の詰め方おさらいレッスン

【お弁当特集1】お弁当の詰め方おさらいレッスン

お弁当をお気に入りの大判ハンカチで包む時、フタを開ける瞬間、家族が持って帰ってきたお弁当がきれいに空っぽだったこと。
小さなお弁当箱にまつわる家族の物語は、なんだかいつだって小さな幸せに満ち溢れているものですよね。

とはいえ、忙しいお母さんたちにとって毎日のお弁当作りは大変なこと。
その美味しい物語の裏側には、マンネリにならないよう栄養バランスを考えた献立や彩りといった様々な工夫が込められています。


今日からお届けする【お弁当】特集。
第1回目の今日は、お弁当の詰め方おさらいレッスン!
どんな形状のお弁当箱にも応用できる基本の詰め方をしっかりマスターして、これからお弁当生活がはじまるという方も、今までも作っていたよという方も、この春からのお弁当生活を楽しんでみませんか?

【お弁当特集1】お弁当の詰め方おさらいレッスン



■  まずは、知っておきたい!お弁当の「基本ルール」 


案外知らない、お弁当の基本のき。
お弁当作りの際はぜひこんなことに気を付けてみてくださいね。

1・ごはん+おかず3品以上を目指そう
お弁当には、ごはんに加えておかずは主菜1品、副菜2品以上いれたいもの。
ボリュームが出て、見た目にも食欲がわくお弁当になりますよ。

2・傷みにくくする工夫を散りばめて
作ってから食べるのに数時間はかかるお弁当。
肉類や魚介、卵類などは特にしっかり火を通して調理することが必要です。また味付けをしっかりとすることで傷みにくくなる効果も。
ごはんやおかずはしっかりと冷ましてから詰める(もしくはフタをする)ことも大切です。

3・汁気は出さない心がけを
お弁当はバッグに入れて持ち運ぶものだから、できるだけ汁気は含んでいたくないもの。
また余計な汁気は細菌が繁殖する原因にもなるので、しっかりときることが大切です。
気になるものは、お弁当に詰める前にざるで汁気をきったり、キッチンペーパーで吸い取るなどの工夫をしましょう。



■  お弁当の詰め方おさらいレッスン


それではお弁当の詰め方のおさらいです。
ちょっとしたコツで、いつものお弁当がぐんと見栄えするようになりますよ。

<ごはんの詰め方>

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どんなお弁当の形状でも通用する、ごはんの基本の詰め方。

冷ましたごはんを詰める時ついつい真ん中のラインでおかずと区切ってしまいがちなごはんの詰め方も、日によって縦のラインで詰めたり、斜めのラインで詰めたりすることで、マンネリを防ぐことが可能です。
またごはんを詰める時には坂を作るようにして詰めてあげると、ごはんに立てかけるようにおかずが入れられるので、より立体的な、見栄えがするお弁当に仕上がりますよ。


<仕切り>

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おかずの味が移らないように、ごはんとおかずの間には仕切りを入れましょう。仕切りがなくても、こんな青じそやレタスといった葉もので代用ができますよ。
特に青じそには防腐、殺菌効果があるので、暖かくなるこれからの季節にぴったりの食材です。


<まずは大きなおかずから>

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まずはメインとなる、大きなおかずを詰めます。そうすることでバランスが取れて、他のおかずたちを入れる場所が決めやすくなります。
また、大きなおかずを詰める時は立てかけるようにして詰めるとお弁当自体に立体感が出てきますよ。

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<次は小さなおかず、形が変えられるおかずの順に>

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その次は、大きなおかずに添えるようにして、小さなおかずを詰めていきます。
大サイズ、小サイズの形あるおかずを配置したら、そのすき間をおひたしなどの「形が変えられるおかず」で埋めていきましょう。
「形が変えられるおかず」は、隙間を埋めるだけでなく、深さがある時などに他のおかずの土台代わりにもなってくれる優秀なおかず。ただし、汁気が出やすいものも多いので、しっかり汁気をきってから詰めましょう。

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ごはんの上を彩る時はこのタイミングで。
全体のバランスを見ながら上手に盛り付けることができます。

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<彩りと飾り切りで最後の総仕上げ>

お弁当をより美味しく見せるために、最後に改めて彩りに注意してみましょう。
彩りよく見せるのは「白・黄・緑・赤・黒・紫」のカラー。
特に赤、緑、黄を入れることによって、蓋を開けた瞬間に目に飛び込んでくるような彩り豊かなお弁当に仕上がります。
また、飾り切りした食材などを盛り付けることによって、お弁当がぐっと引き締まりますよ。

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<今日のお弁当>
・野菜の肉巻き
・オクラちくわ
・ひょうたん型玉子焼き
・ブロッコリーのナムル
・パプリカのアンチョビ炒め
・いんげんのぺペロン炒め
・味噌そぼろと炒り卵ごはん
・飾り切り人参
・グリーンピース

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お弁当の基本の詰め方レッスンはいかがでしたか?
今日おさらいしたお弁当の詰め方は、基本のようでいて実は知らなかったりすることも。
ぜひいろんな形のお弁当箱に対応するこの基本の詰め方をマスターして、頑張る自分や大切な家族のためにお弁当を詰めてみてくださいね。

次回は、「お弁当のカタチ別詰め方アイデア」をご紹介します。



【お弁当特集】

【お弁当特集1】お弁当の詰め方おさらいレッスン
【お弁当特集2】レパートリーを増やしてマンネリ知らずに!カタチ別お弁当詰め方アイデア
【お弁当特集3】毎日のお弁当が手軽に華やぐ 簡単「飾り切り」アイデア




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