気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】こどもの作品収納術

【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】こどもの作品収納術

春休みと同時に、どっさり子供たちが持ち帰ってくる作品の山。
この一年間の成長がぎっしり詰まった力作を、どう保管するべきか悩みますよね。
全部取っておきたいくらいにかわいいわが子の力作たち。
取っておきたい気持ちから、押し入れにどんどんたまっていませんか?
子供の作品は、保管方法も取っておきたい数も、人により考え方は違うと思いますが、今日はわが家での収納方法を一例としてご紹介させていただきますね。


作品をコンパクトに変身させる


一年を通して子供が生み出す作品はたくさん。
大きな画用紙いっぱいに絵の具を使った作品、立体的な箱をたくさん組み合わせた作品。
すべてをそのまま取っておきたくても難しい!
思い切ってコンパクトにしちゃいます。


■立体的な作品
【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】こどもの作品収納術

立体的な作品は、子供に持たせて写真に収めます。
作ったその時期の子供の成長も一緒に残しておけるので、おすすめですよ。
園の作品展などに行った時も、子供が作った作品や世界観を背景に、カメラにパシャリ。
ついつい子供の顔ばかりアップにして撮ってしまいがちですが、大きな作品に対しての子供のサイズ感もまたかわいいもの。
立体的な作品は、子供がおもちゃにして遊びたがるので、子供が気が済むまで保管しています。


■大きな画用紙の作品
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出来栄えにもよりますが(笑)、子供の成長を大きく感じるものは残しておきたいので、額に入れるなどして、インテリアとして飾ります。
眺めるとホッとする子供の作品はどんな絵画より名作。

そのまま取っておくのはかさばるけど、捨てるのは…というものは、スクラップしてコンパクトに。
大きな作品のものだと、一番よくできている部分だけをカットしたり、余分なところを取り除いて取っておきます。


台紙タイプのフエルアルバムを活用


【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】こどもの作品収納術

よく写真屋さんなどで見かける台紙タイプのフエルアルバム。
正方形のシンプルでお手頃なものなのですが、これが案外作品を収めるのにちょうどよくて。
特に小さな子供の力作はダイナミックなものが多いので、小さなアルバムより収めやすい。
そんなところに注目しました。

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このアルバムを選んだもう一つのポイントが、写真館の台紙と同じサイズであること。
写真館で昔ながらの台紙タイプのものを受け取るわが家では、アルバム類を一つのサイズに合わせて、同じ場所で保管することが可能なのです。
わが家の保管場所は子供部屋クローゼットの枕棚。
ここを本棚のようにアルバムコーナーとして使っています。



作品と写真を一緒に収めていく


おすすめなのが、幼稚園の思い出をすべて一緒に収める方法。
1年ごとに1冊、4月から行事順に収めていきます。
例えば入園式はいただいた記念のモノを写真の隣に。
願い事が書かれた七夕の短冊を、七夕の写真と一緒に。

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こうして収めていくと、ページをめくっていくごとに、その頃の子供の写真と作品、どちらも後で一緒に振り替えることができます。

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収め方は何も飾らずシンプルでOK!
子供が描いた絵や、まだおぼつかないかわいらしい字がページを彩っていくので十分。
装飾を付けたりはしないので、作業も簡単にはかどります。

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捨てるか捨てないか、思い出に対しての思いは、個人の価値観で全く違うもの。
だから正解はないと思うのですが、たくさんとっておきすぎて、大切そうに見えなくなるのも悲しい。
それなら1年に一度だけ、子供の作品と向き合って、成長を噛みしめながらアルバムにはさんでいくのもいいものです。
作品ファイルなどにどさっと入れ込むより、きっとアルバムのように読み返す楽しみができるはず。
いつか子供が大きくなってお嫁さんと孫を連れて帰ってきた時、家族みんなでアルバムを引っ張り出して、ページをめくる時間になればいいなぁ、と思っています。


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