
耳元に手仕事のぬくもり
身につける瀬戸焼
普段食卓で使っている器を、ファッションに落とし込んでみたらどうなるだろう?そんな遊び心が存分に現れた、手仕事のピアスとイヤリングが届きました。
陶器の持つあたたかな風合いや、見た目に反した軽さも魅力。一見焼き物とは思えないアクセサリーは、瀬戸焼を身につけていることを自分だけが知っている、そんな楽しさも味わえます。
ちょっと珍しい素材をファッションに取り入れて、何気ない日常を新鮮な気持ちでお楽しみいただけるひと品です。

装いを彩る瀬戸焼アクセサリー

伝統のある焼き物の産地「瀬戸」。瀬戸焼は日本六古窯にも数えられる伝統的な工芸品ですが、最も栄えていた50~60年前と比べ、現在は1/3程度の窯元が残るのみに。
そんな瀬戸焼の伝統を受け継いでいくためにできることは何か?その答えの一つとして生まれたのが、陶器のアクセサリーでした。
焼き物だけが表現できる色と質感を、身に纏う楽しさも伝えたい、そんな想いも作品に込められています。
多くの方のために、アレルギーフリー素材をモチーフは陶器、金属部分には金属アレルギーを起こしにくい素材を採用しています。アレルギーフリー素材を使うことで、より多くの方に安心して楽しんでいただける作品に。
(ピアス:サージカルステンレス、イヤリング:ニッケルフリー)

ひとつひとつが「一点もの」
出来上がりまで、すべてが手作業瀬戸の陶土を切り出し、ひとつひとつ成形。焼成、釉薬掛け、二度目の焼成を経て出来上がります。
型を使わず、すべて手作りされているため、モチーフは同じように見えても完全に同じものはなく、一つ一つが「一点もの」。
丸いかたちはコロコロと手のひらで丸め、角のあるものはカッターで削り、釉薬を調合して、筆でひとつひとつに色をのせています。
1点1点の個性を楽しむ少しずつ違った表情を味わえるのも、手作りならではの醍醐味。モチーフのサイズや形も微妙に異なります。
個体をお選びいただくことはできませんが、数ある中から選ばれしものが、皆様の元へ旅立っていく。そんな一期一会の出会いも、手仕事作品を日常に取り入れる楽しみのひとつです。
また、こちらは陶器のため、器と同様に強い衝撃にはご注意いただき、水に濡れた場合は、よく乾かしてから保管してください。

遊び心感じる4種類のデザイン
見ているだけでも楽しくなる、オブジェの様な4種類のデザイン。ピアスとイヤリングの2タイプからお選びいただけます。
■ A寄り道/ホワイトオフホワイトの球体を連ねた、星座にも小枝にも見えるデザイン。華奢な金具と丸っとした陶器のアンバランス感が魅力です。
■ B縁/ホワイト花冠のような、オフホワイトのつぶつぶサークル。沢山のご縁が連なったようなデザインは、身につけると優しい気持ちになれそう。
■ C密か/ホワイトオフホワイトのモチーフは、一見丸くなっているようで、後ろはスパンと平らに。何か隠しているかのようで、きっとキラキラした秘密があるのでしょう。そんな遊び心のあるデザインです。
■ D真実/グレー丸でも沢山の角がある。まーるくつるんとした感情の内側は、こんな感じでしょうか?そんな作り手の思いが込められているデザインです。釉薬の濃淡が表情豊かに映える、グレーの色味も魅力。