じわじわと押し寄せる師走モード。
あれもこれも、年末までにやっておきたい家事がたくさんだけれど、毎年大掃除で手が伸びる場所がランクアップしていることに、ふと気づきます。
きっと普段の掃除がレベルアップしたからだなぁ。なんて思うのです。
前回はお掃除を1アクションで済ませる工夫をお話させていただきました。
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【 整理収納アドバイザーのお片付けノート】大掃除のこと.1
さて、今日はインボックスを使った、大掃除をラクにする方法。
収納ワザに大きな助っ人となってくれるインボックスですが、実は大掃除にも大きな影響を与えてくれています。
4. わが家の玄関に砂が散らからないしくみ
男の子3人のわが家。
毎日誰かが公園から砂を持ち込み、シューズクロークと玄関は砂埃がたまる場所でした。
それが、最近は気になる時にサッと掃き掃除をするだけ。
玄関には、
靴を一人一足までしか出さないのがわが家のルール。
大人はゴミ捨ての時にもすぐに履けるサンダルを出し、その日に合わせる靴は、お出かけ前にコーディネートします。
夫と子供たちが家を出たこの状態が、玄関掃除をするチャンス。
水撒き掃除をするのは、気候がよく、ドアを開けっぱなしにできる春と秋にだけ。
子供たちの家庭訪問などのタイミングに、デッキブラシでゴシゴシ磨いて大掃除に取り掛かります。
エアコンをつける前なので、気にすることなくドアを開放して乾かすことができ、効率のよい大掃除ができるのです。
奥まったシューズクロークの中は、普段から掃除しやすいように、
砂を運ぶものをなるべく床に直置きしないよう工夫しています。
ボール収納はナイロン素材のランドリーバスケットを愛用。
脚があるタイプを選べば、動かさなくてもほうきでサッと掃けて便利です。
お砂場セットも宙に浮かせて収納。
靴は一足一足に定位置を与えるように、インボックスを。
棚に直置きしないことで、下に砂が落ちることがなく、インボックスに溜まった砂埃を捨てるだけ。
お下がりやオフシーズンなどの二軍アイテムは、収納力をアップさせるシューズボックスを積み重ねて使用。
使わない時は大切に箱の中で大切に保管しておける上に、シューズクローク内でも簡単に靴の衣替えができますよ。
透明なので、中身が透けて見えて、お下がりのタイミングも見落としません。
5.大掃除の定番、冷蔵庫やシンク下にもインボックスを
毎日使うキッチンや冷蔵庫はインボックスでカテゴリーごとに区切っておくと、収納にも掃除にも便利。
区画ごとに分けられているおかげで、汚れが気になった箇所のインボックスを取り出し、サッと水洗いすることで、日常的にきれいな状態を保つことができます。
冷蔵庫の中を全出しして大掃除するのも簡単に。
収納面でも強い味方のインボックス、家を整え、汚れ受けにもなってくれています。
冷蔵庫やシンク下の引き出しの大掃除はこれでかなり楽になりますよ。
6. 洗剤の液垂れが気になるサニタリーにも
毎日汚れをためる場所と言えば、サニタリーも気になる場所。
洗濯用洗剤の液だれ、引き出しや棚にたまると厄介ですよね。
シートを敷いて予防もいいですが、インボックスで区切りながら使うと、お掃除が楽ちんです。
洗剤を詰め替えるタイミングで、ボトルを丸洗い。インボックスも丸洗い。
シートをきれいにカットして張り替える手間も省けて、すっきりした印象に。
ベトベトするヘアワックスを収納している鏡の裏も、この方法でかなり楽になりました。
楽になると掃除の頻度も上がり、気が付けば汚れをためない場所に。
いかがでしたでしょうか?
わが家は今年、「家族みんなで窓ふき&床拭き大掃除」を一大イベントにしようかと考え中。
新しい年を迎えるために、一年の終わりに家族みんなで家も気持ちも整える。
家事がラクになっても、昔ながらの暮らしの風習を楽しむことは子供に伝えられたらなぁ。と思います。
みんなで暮らす家の窓拭き、床拭き。
誰が一番きれい好きさんなのか、楽しみです!