気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】お布団の収納術

【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】お布団の収納術

突然ですが、お布団の収納どうしていますか?
ふかふかの羽毛布団、タオルケット、肌掛け…と季節によって使い分けるお布団。
入れ替える頻度は年にほんの数回ですが、大きなお布団を家族人数分というと大仕事。
なるべく負担を減らすための収納方法を選びたいもの。
わが家は和室を持つ戸建て住宅ですが、それでも家族5人分のお布団をフルシーズン揃えるとなると、場所を取ってしまうのが悩みです。
子供たちが大きくなったら、いずれ一人1台ベッドを持つ日が訪れ、お布団を持つ数も増えるはず。
そうなっても、居心地の良く、暮らしやすい空間を保持し続けることが目標です。
今回はそんなわが家のお布団の収納術をご紹介しますね。


全体量の定位置を確保する


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収納を考える時には、定位置を作ることが大事。
モノの定位置=元に戻す場所が決まっていれば、どんなに散らかっていても、片付ける時に四苦八苦することを避けられるのです。
手持ちのお布団がすべて収まるように、全体量を把握して、収納スペースを確保してみましょうね。
夏はお布団が薄くなり、逆に収めておく量が増える季節。
全体量を把握しやすく、お布団収納の見直しをする絶好のチャンスなのです。
この時期に、持っているお布団の定位置をしっかり作っておけば、あとは「決まっている場所にお布団を収めるだけ」という「暮らしのシステム」がつくれます。
年に数回やってくる、大掛かりなお布団の衣替えがグンと楽になりますよ。


収めたい場所に合った収納アイテムを選ぶ


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わが家は、1階の和室押入れがお布団の収納コーナー。
今はまだ子供たちが小さいため、押入れは遊びのスペースになっているのが現状。
一番使いやすい高さのスペースは収納として使わせてもらえず、子供たちの秘密基地!(笑)
ここには、お昼寝用兼ゲスト用の敷き布団+肌掛けのセットだけを収めています。
床がふかふかの秘密基地で、子供たちは大喜び!
これが今のわが家の暮らしのかたち。

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押入れの上段は、下段がない代わりに大きく設計しました。
ここに羽毛布団を収納しています。

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年に数回しかする出し入れことのない羽毛布団をまとめてここに。
「ここに収めたい」と場所を決めたら、そこにぴったりな収納アイテムをとことん探し、システムづくりをします。
わが家は持ち手付きのボックス型布団ケースを採用。

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持ち手がついているので、高い場所でもスッと引き出すことができ、簡単なのです。
積んで重ねると重労働になってしまうので、縦に置いてスライド式で取れるよう工夫も。
まるで本棚の本のように、羽毛布団を取り出せるのです。


圧縮袋でコンパクトに収納する


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布団収納ケースの中身はこんなふうになっています。
布団用の圧縮袋を使って、かさばる羽毛布団をコンパクトに収納。
これなら枚数が増えても、スリムに収納可能。

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掃除機で空気を抜いて、密閉状態に。
わが家では、子供が楽しくお手伝いしてくれる一つなので、子供と一緒に。




シーツ類は使う場所の近くに収納


シーツ類やブランケットは布団とは違う場所に。
わが家は寝室が2階なので、寝室の近くの収納に収めています。
敷き布団や羽毛布団とは違い、ブランケットはいつでも簡単に取り出せることを重視。
肌寒い時、気候に応じてすぐに取り出せるように、寝室の近くに置くようにしています。
こうしておけば、
「この間お布団の衣替えをしたばかりなのに」
ってことになりませんものね。

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収納方法は引き出し収納。
ここでもお布団は本棚の本のように、折り目を上にして分かりやすく収納してあります。

子供がおねしょしてシーツを変えたい時。
お熱が出て夜中に急に寒くなった時。
家族の一人だけ、ブランケットからタオルケットに変えたくなった時。
こんな急なハプニングにも、すぐに応じられるように。
入れ替えの頻度が高いものは、取り出しがスムーズにできるよう、羽毛布団や敷き布団とは違った収納方法で工夫しています。


いかがでしたか?
いつも使うものでなくても、モノをきちんとスタンバイしておくことで、暮らしはとってもラクに、スムーズに営むことができるのです。
家事の重労働がびっくりするほどラクになるので、ぜひお試しあれ。

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