気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【整理収納アドバイザーのお片付けノート】キッチンリセット<前編>

【整理収納アドバイザーのお片付けノート】キッチンリセット<前編>

片付いている理由は、収納と家事の仕組みづくりにあります。
どんなに忙しくても、疲れて前日の用件が済んでいなかったとしても、暮らしは毎日変わらずめぐっていく。
溜めてしまうと活動の流れをスピードダウンさせてしまい、効率が悪くなってしまうのです。
逆を言えば、毎日の暮らしがスムーズに回ると、それ以上の活動まで効率的に進められる能力をも発揮できる。
収納と片付けには、可能性をぐんぐん広げる力があると思います。
「暮らしのリセット」は、そんな暮らしの時間の中に、区切りをつくってくれる大事な役割。
今日は、キッチンをすっきりゼロの状態に戻す、キッチンリセットの工夫をご紹介します。


食器洗いにも、モノと動線で工夫あり。


毎日家族のごはんをこしらえる、台所。
散らかり荒れたキッチンをゼロの状態に戻しておくことで、次にお料理に取りかかる時の「面倒だな…」を解消します。
わが家はダイニングテーブルがキッチンの延長線上につながった、アイランドキッチン。
ダイニングのお皿は、食べたらそのまま洗い場にスライド式で横流しできる動線になっています。

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食器を洗い場に移動させたら、一気に洗い物スタート。
ダイニング→キッチンシンク→食洗機の動線は一直線になっており、左から右に流れていくという仕組み。
忙しい平日は、いつも決まったプレート皿を使うようにしているので、迷わずスムーズです。
翌朝の朝食も同じプレートを使うので、食洗器からそのまま食卓へ循環されるという活躍っぷり。

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プレートは、重ねて片手で5枚を持てるシンプルなものを採用することで、洗い物や片付けの作業がスムーズに進むようにしています。
グラス、お茶碗、プレート皿、使った調理用具をいつも同じ要領で食洗器の中に並べて、あとは食洗機にお任せ!

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食洗機用の洗剤は、1アクションで済ませられる洗剤を採用。
ポンッ!と放り込むだけでOKのタブレットタイプを使って時短を図ります。


手洗いがスムーズに進むモノ選びを。


すべてが食洗機に入るのが理想ですが、5人家族ともなるとそうもいかないので、手洗いも効率よくご機嫌に進めたい。
みんなでとり分けて食べる時に使う大皿などは、作家さんや窯元でつくられた器を使い、食洗器に入らない分は楽しく手洗いできるようにしています。
手洗いが億劫にならないよう、自分好みのお皿をここに採用するという作戦。

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洗剤で洗った器は、折りたたみ式の水切りラックにどんどん積んでいき、その後一気に濯ぎ洗い。
家族が多い分洗い物の量も多いので、普段はキッチンシンクを広々使えるように、水切りラックは使っていない間はクルクル丸めてシンク脇に置いておきます。
使う時だけまたクルクル~と広げます。

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カラーは、キッチンに合わせて目障りにならないよう、ホワイトを探しました。
こうしたモノ選びが、買った後の使い心地に絶大な効果を発揮しています。

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保存容器も白をとことん集める。
洗い物が多いとそれだけでキッチンのノイズになってしまうので、シンクがいっぱいになった時もイライラしないように、自分が好きな白を採用。

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洗い物の後の光景さえも好き。
自分の“好き”が詰まったキッチンだから、リセットが苦にならないのです。

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食器拭きには、よく水分を吸うYARN HOMEさんのキッチンふきんを採用。
効率良く作業が進むアイテムを駆使して、家事効率化を図っています。


忙しい!時間がない!それでも毎日の業務はこなさなければならないお母さんたち。
何でもこなせるスーパー母さんにはなれないから、家事に時間を拘束されないよう「家事効率化」を図り、ラクをしています。

続きは後編で。


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